日本ブリーフサイコセラピー学会

日本ブリーフサイコセラピー学会 第31回 オンライン大会
The Japanese Association of Brief Psychotherapy Annual Meeting

基調講演

6月26日(土) 13:20~15:00

タイトル
「未来を生き抜く力、見つけたい:日本で”最も”自殺の少ない町の調査から」

この基調講演は、昨年、中止になった山形蔵王大会において企画されていたものです。コロナ禍において「自殺予防」はまさに時宜を得たテーマでありますし、「日本で最も自殺の少ない町」に「何があるのか」という研究の視点は本学会の基本姿勢に通ずるところがあり、多くの会員様に関心を持っていただける内容になると思われます。そこで、昨年予定されていたものと同様のテーマで再度依頼し、岡先生にご快諾いただき、実現に至りました。

講師
岡 檀(情報・システム研究機構 統計数理研究所 医療健康データ科学研究センター/慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科)

講師略歴
岡 檀(おか・まゆみ)
情報・システム研究機構 統計数理研究所 医療健康データ科学研究センター 特任准教授。
慶應義塾大学大学院 健康マネジメント研究科 特任准教授。
同大学院健康マネジメント研究科博士課程修了。博士(健康マネジメント学)。
専門領域は、健康社会学、環境疫学。
日本で“最も”自殺の少ない町での調査を行い、コミュニティにおける「自殺予防因子」を示した。近年では、小学生が成人するまでを追跡するコホートスタディ、「未来を生き抜く力、見つけたい」を開始した。また、路地をはじめとした町の空間構造特性の調査に着手するなど、“コミュニティの在り方”をテーマに多様な研究を展開している。
著書に、「生き心地の良い町-この自殺率の低さには理由(わけ)がある」、講談社、2013。

司会
黒沢 幸子(目白大学/KIDSカウンセリング・システム)

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